MetaがLGと協力して新しいMeta Quest Proを開発中との噂 – Apple Vision Proに対抗か

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2023年の秋には「Meta Quest 3」が発売となる注目のVRヘッドセットMeta Questシリーズ。
そのPro版である「Meta Quest Pro」の2世代目がLGと協力して開発中とのレポートがUploadVRより報告されました。

新しいヘッドセットの組み立てはLG Electronicsが、バッテリーやその他のコンポーネントはLG EnergyとLG Innotekが供給するようです。
もちろんMicro OLEDディスプレイはLG Displayが担当となります。

発売時期は2025年、価格は約2,000ドル(約294,000円)になると予想されています。
現行のMeta Quest Proは999ドルですので約1,000ドルの値上げとなります。
とはいえ競合になるであろうAppleの「Vision Pro」は3,499ドルなので、それでも約1,500ドル(約220,500円)ほどの差があります。
※日本円2023年9月時点の1ドル147円で算出

Appleは最新の技術を使用してVision Proを構築することを選択しました。
正確な仕様は不明ですが、各眼用の4Kを超える解像度を持つMicro OLEDディスプレイを搭載しています。
また、12個のカメラや5つのセンサー、6つのマイクを搭載しており、物理的なコントロールを必要としない高度なジェスチャー認識と音声認識を可能にしています。

一方、現在のMeta Quest Proは各眼用の2K LCDディスプレイ、5個のカメラを搭載し、より高い精度のために物理的なコントロールが必要となります。
新しいQuest Proは、より高い価格設定とすることでVision Proに近い性能の製品を提供できるようになるかもしれません。

「メタバース」を推進するMetaと「空間コンピューティング」という概念を打ち出したApple。
使い方や市場は異なる方向に向かうのかも知れませんが、ともに未来を感じることが出来る製品であることは間違いありません。
今後も私たちにワクワクと興奮を届けてくれることでしょう。

source:uploadvr.com

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